金利のある世界

日銀は25/12/29 政策金利の引き上げを決めた今月の金融政策決定会合での「主な意見」を公表した。「着実な利上げが望ましい」など、来年以降も経済と物価の情勢を見極めながら、追加利上げが必要とする意見が複数上がっていたことが明らかになった。

日銀は18、19日に開いた会合で、政策金利を0・5%程度から0・75%程度に引き上げることを全員一致で決めた。  委員からは金利水準について、利上げ後も「引き続き、経済を強力にサポートする金利水準、金融緩和の度合いにある」との意見が出ていた。別の委員は、日銀の利上げが遅れて物価高の制御や経済の安定が難しくなる恐れを懸念し、「着実な利上げが望ましい」と指摘した。

1990年代のバブル崩壊から、ゼロ金利政策や量的緩和政策が続いていたが、現在は政策金利を0.75%に引き上げることが決定し、量的緩和政策についても、買い入れたETFを緩やかに売却したり(非常に緩やか)国債の買い入れを減らしたりして、金利のある世界へと変わり始めている。

住宅ローン

金利が上がって真っ先に思い浮かぶのが、住宅ローン。実際、変動金利型は0.3~0.5%程度上がっていて、借入金額が多い為、利息額も大きくなる。金利が0.25%上昇すると、毎月の返済額が数千円増えるケースもあり、総返済額では数十万円〜数百万円の単位で増える可能性がある。

固定金利型は、フラット35に代表されるように、最初に借りた時の金利で固定の為、将来の計画が立て易く金利が上がった時は有利。が、金利が下がった時は、その恩恵は受けられない。

住宅ローンは固定金利型か、変動金利型か最初に選択しなければならないが、未来が分かる人は誰もいないので、悩ましい所。ギャンブルに近いですね。住宅ローンに限らず、車のローン等にも勿論金利変動は反映されるので、資本主義社会において、金利は常に気にしておく必要があるかも。

悪魔の所業

ユダヤ教やイスラム教やキリスト教なんかも、金利を原則禁止しているらしい(キリスト教は上限ありで今は解禁している)なぜかと言うと、貧困者ほど搾取される傾向があるし、人の人生を簡単に破滅させる程の威力があるから。金利は本当に恐ろしい物なのだ、敵に回すとね。逆に言うと、味方にするとどうなるか。これほど頼もしいものはない。

敵か味方か

じゃ、どうするか?字面で書くと簡単で、まずは借金をしない、これに尽きます。とにかく借金をしない。もう一回借金をしない。借金しないで、利息を払わなければ良いのです、超シンプル。でもね、これが難しいんですね。車は欲しいし、結婚したらマイホームに憧れるし、これらは一括で買えるわけ無いですから。

でもね、考え方なんですが、車本当に必要ですか?住んでいる所にもよりますが、田舎に住んでいる方は、車無しは考えられないでしょう。ですが、同じ田舎でも人口15万〜の地方都市で、街中に住んでいる人はどうでしょう?車に比べれば不便ですが、バス移動で何とかなるレベルではないですか?列車も在来線一本くらいあるでしょう。コンビニやスーパーも徒歩30〜40分以内にあるでしょうし、晴れた日は自転車あればどこにでも行けるでしょう。周りみんな車乗っているから、自分も乗っているだけじゃないですか?それが普通だから?家族がいる人は中古の軽でも良いでしょう。

感情論は抜きにして

マイホームもそうですが、周り皆んな持ち家だから、家買うことが普通、みたいな所ないですか?家なんか特に何十年ローン組んじゃうと、お金持ちは例外だけど、一般人は一生お金の奴隷確定です。最近、持ち家か賃貸か論争が流行ってますが、賃貸なら金利はゼロなんですね。

家賃は掛け捨てのイメージがあって、家買うと資産が残るからという理由から家買っちゃうんですよね。でもね、何十年後に家売ろうと思っても、建物は古いし人口減もあって売れないんですよ。断言しますが売れません、都会のマンション以外は。今現在でさえ地方は空き家だらけですからね。売れない物はただの負債なんです。負債をローン組んで買ってるだけなんです。

次に金利を味方につける方法は、別に金貸業になる必要はなくて、ズバリ借金返済が最優先。その後は資産運用。金融投資でも良いし、不動産投資でも良いです。投資は金利を味方に付ける一番手っ取り早い方法です。

最後に

経済評論家の故山崎元氏の言葉を置いておきます。    借金の返済は、最大の投資なり 山崎元

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