ホルムズ海峡封鎖の光明と課題

先日、紅海経由の原油タンカーが日本に初入港したニュースが報道されていた。ホルムズ海峡を迂回して原油を輸送するサウジアラビアの東西パイプラインは現在、日量700万バレルのフル稼働に達している。主要な輸出ルートであるホルムズ海峡が事実上封鎖された後も原油供給を維持するため、同国が長年進めてきた代替輸送計画の集大成らしい。複数のタンカーが紅海沿岸のヤンブー港から原油を積み出しており、世界の供給を支える重要な生命線となっている。

ヤンブー経由の原油輸出は日量約500万バレルに達している。精製品の輸出も日量70万-90万バレルに上るという。東西パイプラインを通過する日量700万バレルのうち、200万バレルは国内の製油所向けだ。

  ヤンブー経由の輸送は、戦争開始前に日量約1500万バレルが通過していたホルムズ海峡の封鎖による供給減を完全には補えていない。それでも、この迂回ルートの存在が、原油価格が過去の供給ショック時に見られた危機的水準まで上昇するのを抑える一因となっている。

  サウジアラビアはホルムズ海峡封鎖という最悪の事態に備え、数十年にわたり準備を進めてきた。米国とイスラエルによる対イラン攻撃の開始から数時間以内に緊急対応計画を発動し、その後、東西パイプラインによる輸送を段階的に拡大した。

  国内東部の巨大油田地帯から紅海沿岸のヤンブーまでアラビア半島を横断するこのパイプラインは、全長1000キロメートル超に及ぶ。1980年代のイラン・イラク戦争という過去の紛争を背景に整備されたものだ

喜んでばかりも居られない

が、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が参戦を表明したことで、石油市場では紅海が新たな戦線となることへの懸念が強まっている。「事態が一段と激化した場合はイランから圧力を受け、サウジの石油輸出を標的とする可能性はある」と述べた。

日本は原油備蓄放出開始しているのに、今の所あまり危機感が無い。政府もマスコミも逼迫した雰囲気はほとんど無い。我々より密な情報を持ち、何倍も優秀な政治家や官僚の方々の判断なので、取り越し苦労かもしれないが、産業インフラの軽油、重油、人命に関わる燃料油等は補助金賛成ですが、一般国民には補助金では無く出来るだけガソリン節約を訴えかけるべきかと。個人的には。

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